多い時は週に何回もパンを焼きますが、1次発酵とか2次発酵とか、長時間発酵とか、正直面倒な時ってたまにやってきます。
そういう時にぴったりなのがソーダブレッド。
ディナーロール的なふんわり食感ではありませんが、サックリした表面が素朴な美味しさです。
ベーキングパウダーとベーキングソーダ(重曹)で膨らませるパンですので、膨らみを良くするために酸性のものを加えています。
酸性のものとしては、レモン・ヨーグルト・お酢・バターミルク(日本ではほとんど手に入りませんよね)などがあります。
このレシピではレモンを使っています。
焼き上がった後もわずかにルーティな香りが鼻に抜ける爽やかさが好きです。
逆に、お酢だと私にはちょっと香りが強く感じられて苦手だなーという感じ。
ヨーグルトだと、かなりマイルドに焼けますよ。
牛乳とレモンの重量分をヨーグルトに置き換えても作れますので、興味があれば試してみてください。
ちなみに、たまねぎ入りのアレンジもレシピ・動画共に後半に載せています。
こちらは少し油分が加わる分、中がふっくら仕上がります。
発酵なしで焼けるソーダブレッド
Course: パンCuisine: イギリス直径15cm
2
個分準備時間
5
minutes焼き時間
40
minutesTotal time
45
minutes発酵なしで、思い立ったらすぐ焼けるパン。
ライ麦粉がなければ、全量薄力粉に置き換え可能です。
材料
薄力粉:150g
ライ麦粉:50g
塩:4g
ベーキングパウダー:小さじ2
ベーキングソーダ:小さじ1/2
牛乳:150g
レモン果汁:10g
トッピング:お好みで(ごま・オートミール・キヌアなど)
- たまねぎ入りアレンジ
たまねぎ:1/2個
作り方
- 牛乳にレモン汁を加えて混ぜる。(もろもろしてきますが大丈夫。)
- 牛乳とレモン汁以外のすべてをボウルで混ぜ合わせておく。
- 1. の粉類に 2. を加えて、粉気がなくなるまでヘラなどで混ぜる。
決して捏ねない。 - 生地を2等分し大まかに丸く整えたら、それぞれに十字に切り込みを入れる。(動画2:10〜)
切り込みは完全に切り離すくらいまで。
焼くときに寄せて、切断面をピッタリ合わせておけば焼き上がり時にはくっついています。 - お好みで表面にトッピングをして、180℃に予熱したオーブンで40分焼く。
- たまねぎ入りアレンジ
- たまねぎは薄めにスライスして、狐色になるまで少量の油で炒めておく。
- たまねぎが冷めたら、生地の工程 2 の後の粉類にたまねぎも加えて混ぜる。
ばらばらにほぐれるように、たまねぎに粉をまとわせるようにすることで、全体にまんべんなく行き渡ります。 - 残りの工程は、上記のプレーン版と同じ。
Recipe Video
Notes
- 切り込みは思い切ってザックリ。
中心部の生焼けを防ぐことができます。