年々暑くなる夏。
夏バテで、もはや何が食べたいのかもわからなくなってきますが、だからと言ってごはん作りはサボれないのが辛いところ。
そんな時はとりあえず麺類になりがちなのですが、次なる問題は野菜不足。
夏といえばお素麺という感じで手軽で良いのですが、いつもシンプルにめんつゆで頂くパターンが続くと
ビタミンは?タンパク質は?とちょっと心配になってきます。
できれば次の食事でカバーするように心がけてますが、もうそういう事を考えるのも面倒な時だってあります。
という事で、夏の食卓はとりあえず冷蔵庫の中のお野菜を全て刻んで乗っける冷たい麺が活躍。
中でも今年のお気に入りはアジア風のソースをかけて食べる春雨です。
ベトナムらしくフォーをを使っても、お素麺や中華麺、ビーフンに変えても美味しくいただけます。
火を使わず作れる上に、色々使えるソースなので味のバリエーションとして覚えておくと便利です。
ヌクマムとナンプラー、どっちを使えば良い?
結論から言うと、私はどちらでもお持ちの方で良いと思います。
どちらもアジア系のメニューを作る上でよく出てくる調味料ですよね。
ヌクマム=ベトナム語
ナンプラー=タイ語
で、どちらも魚で作るお醤油のようなもので製法もほとんど同じです。
私は、よっぽどこだわりがなければどちらでも良いと思います。
細かい事を言うなら、発酵の具合による塩分濃度の違いなどがあるようですが、
この辺りはメーカーによる差異もあります。
個人的には、一般的な日本のお醤油と九州の甘いお醤油の方がよっぽど違いを感じます。
この後に出てくるベトナム風冷製ヌードルのソースは、基本のレシピをベースにして
味を見ながら濃さを好みで調節してみてくださいね。
私は気分によって、少し砂糖を増やすのも好きです。
野菜たっぷりでいただく、冷たい春雨|ベトナム風冷製ヌードル
Course: 麺類Cuisine: ベトナム2
人分15
minutes15
minutes30
minutes野菜たっぷりのベトナム風冷製ヌードル。
味のベースになるソースと漬け焼きチキンのレシピです。
材料
- ヌクチャム
ヌクマムまたはナンプラー 大さじ2
レモン汁 大さじ3
砂糖 大さじ3
水 大さじ2と1/2
にんにく 1/2 かけ
赤唐辛子 お好みで
紫たまねぎ あれば少量
彩り良くなります- ベトナム風漬け焼きチキン
鶏もも肉 1枚
ヌクマムまたはナンプラー 大さじ1
砂糖 大さじ2
- 麺と具材
お好みの麺 2人分
写真ではフォーを使用。お好みの野菜
砕いたローストピーナッツ お好みで
作り方
- ヌクチャム
- にんにくと赤唐辛子、紫たまねぎはみじん切りにする。
- 全ての材料を合わせ、砂糖の溶け残りがないようによく混ぜて馴染ませる。
- ベトナム風漬け焼きチキン
- 鶏肉は下処理をして半分にカット。
まな板とラップで挟んで、ラップ越しに綿棒で軽く叩き平たく伸ばす。 - 密閉袋にその他の調味料を入れ、揉んで砂糖を溶かす。
鶏肉を袋に入れ、空気を抜いて密着させ冷蔵庫で15-30分。 - オイルを引いたフライパンで皮目から焼く。
鶏肉をひっくり返し火が通ったら、袋に余った漬け込み調味液も加えて煮詰めて鶏肉に絡める。 - 盛り付け
- お好みの野菜を切る。
鶏肉は粗熱が取れたら食べやすいサイズに切る。 - お好みの麺を茹でて氷水で締めたら、皿にバランスよく盛り付ける。
砕いたローストピーナッツとヌクチャムを回しかける。
Notes
- レモン汁は、あればライムに変えるとより本格的です。
- 鶏肉を平たくすることで火が通りやすく、かつ柔らかくなります。
- 鶏肉を焼くときは焦げやすいので注意。
焦らず弱火でじっくり焼くと焦げ付きにくい。