ふんわりと言うよりは、しっかり詰まった食べ応えのあるスコーン。
スコーンと言うお菓子は究極的に言うと、”粉類とバターを一緒にしたものに液体類を混ぜてまとめるだけ” という非常にシンプルな工程の簡単なお菓子です。
にも関わらず、これだけ味も見た目も千差万別なのは、それだけこだわりがある方が多いという事なのでしょうか?
私も例に漏れずいろんなタイプのスコーンを焼くのですが、新しいスコーンのレシピを考える時は粉の割合やバターの分量など、毎回微調整に苦労します。
今回の全粒粉のスコーンはバターの量が控えめで、その分全粒粉の風味が強く感じるものとなっています。
粗挽きの全粒粉グラハムなのでつぶつぶ食感も楽しいところ。

カリカリ、塩キャラメルのスコーンのベースになっている基本のスコーンや、それよりもっとふわふわな苺のドロップスコーンともかなり違うタイプです。
ぜひ色々試して、お好みのタイプを探してみてください。
ザクザク食感、全粒粉のスコーン
Course: スイーツCuisine: イギリス個数
6
個分準備時間
1
hour10
minutes焼き時間
15
minutesTotal time
1
hour25
minutesすべての材料は冷蔵庫でよく冷やしておくこと!
準備時間には、生地を休ませる1時間も含みます。
材料
a. 薄力粉:240g
a. 粗挽きグラハム粉:60g
a. 砂糖:60g
a. 塩:小さじ1/8
a. ベーキングパウダー: 大さじ1と1/2
バター:40g
卵:40g
牛乳:80g
作り方
- 生地
- バターは小さなダイス状にカットして、冷蔵庫に戻してよく冷やしておく。
大きめのボウルで a. の材料を すべて混ぜ合わせる。 - カットしたバターを 2. の粉類に加え、指ですり潰すように混ぜて粉と馴染ませる。
バターの塊がなくなったらOK。(目安は下記の動画1:44) - 卵を溶いて、牛乳と合わせてよく混ぜる。
ここで使う溶き卵の分量は40g、残りは後ほど使います。 - 4. の卵液をバターを馴染ませた粉に加え、ヘラで切るようにさっくり混ぜる。
粉気がなくなったら、ラップで包む。 - 生地はまだまとまっていないので、綿棒を小刻みに押し付ながら四角のシート状にする。
その後30分、冷蔵庫で生地を休ませる。 - 成形
- 生地を冷蔵庫から取り出し半分にカットして重ね、軽く綿棒で押し付け接着する。
もう一度繰り返す。
サイドはスケッパーやカードなどで角ばった形に整える。(動画4:56) - 約3cmの厚みに整えたら、再度ラップで包み冷蔵庫で30分休ませる。
- 生地を取り出し、包丁で2×3の6等分にする。
- 生地:3 で残しておいた溶き卵を表面に塗り、190℃に予熱したオーブンで15分焼く。
Recipe Video
Notes
- フードプロセッサーがある場合は、2. の工程で使うと手早く簡単。
気温が高い日はバターが溶けやすいので尚おすすめです。