夏といえば、レモンのお菓子。
レモンカスタードとバニラクリームのダブルクリームでさっぱり夏仕様のシュークリームに仕上げました。
トップにはパールシュガーをぱらりと乗せると夏っぽく(柑橘っぽく?)感じるのは私だけでしょうか?
おそらくはトロペジェンヌというオレンジ風味のお菓子に影響されているのだとは思いますが、気分が盛り上がるし食感も楽しいので是非使って欲しいアイテムです。
結局、卵はどれくらい使う?
シュークリームのレシピを残すときにいつも悩むのが卵の分量。
どのレシピを見てみてもそうですが、やっぱり一定の量では表せないんですよね。
というのも、はじめの加熱具合や使う鍋で水分量が変わるので、結局作るシチュエーションによって変わってくる訳です。
このレシピでは、極力水分の蒸発を抑えるために完全に沸騰させるのではなく、”フチがふつふつしてくるくらい”という表現を使っています。
少しわかりにくいかもしれませんが、沸騰する直前の状態ですね。
この状態になったら、即座に小麦粉を加えてください。
レモンのお菓子|レモンカスタードとバニラクリームのダブルシュークリーム
Course: スイーツCuisine: フランス小さめサイズ
9
個分準備時間
25
minutes焼き時間
30
minutes組み立て
5
分Total time
1
hour小さめに焼き上げる、食べ応えありなシュー生地にはカリカリのパールシュガーをトッピング。
さっぱり味のレモンカスタードとバニラクリーム、二層のダブルクリームで仕上げます。
材料
- シュー生地
a.バター 25g
a.牛乳 70g
a.塩 ひとつまみ
薄力粉 35g
卵 2個
生地に入れるのは約80g、残りは焼く前に表面に塗るので取っておく。パールシュガー お好みで
- レモンカスタード
b.卵黄 2個
b.砂糖 60g
b.薄力粉 大さじ1
牛乳 150ml
レモン汁 大さじ2
フレッシュのレモンを使うなら、ゼストも入れる。- バニラクリーム
生クリーム 100ml
砂糖 20g
バニラビーンズペースト 小さじ⅛
作り方
- シュー生地
- a.を小鍋に入れ、フチがふつふつしてくるまで中火で加熱する。
その間に卵を溶きほぐしておく。 - 薄力粉を一気に加え、加熱しながら木ベラで混ぜる。
全体がまとまって、鍋肌に薄く生地がはりつくようになったら火からおろす。 - 1.で用意しておいた溶き卵を数回に分けて加え、その都度木べらで混ぜる。
最初は馴染みませんが、混ぜるうちになめらかになります。
ヘラから生地を落として、三角形に形が残るくらいのゆるさまで卵を加える。
卵の分量は大体80g前後ですが、一定ではありません。 - トレーにベーキングシートをしく。
生地が熱いうちに太めの星口金をセットした絞り袋に生地を詰め、直径5cmほどの大きさに絞る。 - 表面に余った溶き卵を塗り、パールシュガーを散らしたら予熱したオーブンで焼く。
190℃/15分
150℃/5分
120℃/10分
で、徐々に温度を下げながら焼きますが、焼いている最中はオーブンは決して開けないでください。 - 焼き上がっても生地は取り出さない。
オーブンの扉をわずかに開けて、木べらなどを挟んで隙間を開けたまま冷ます。 - レモンカスタード
- b.の材料を小鍋に入れ、泡立て器で混ぜる。
- 牛乳を少しずつ加えながらなめらかになるまで混ぜる。
- 中火にかけ、大きな気泡ができ始めてからプラス1分加熱する。
この間も泡立て器で混ぜ続ける。 - 火から下ろしたら、最後にレモン汁を加えて全体に馴染むまで混ぜたら、表面をぴったりラップで覆って使うまで冷蔵庫で冷やしておく。
- バニラクリーム
- すべての材料をボウルに入れ、泡立て器でしっかりツノが立つまで混ぜる。
なかなか固くならない場合は、ボウルの底に氷水をあてて冷やすと良い。
こちらも使うまで冷蔵庫へ。 - 組み立て
- シュー生地が冷めたら上1/3の位置でカットする。
- レモンカスタード、バニラクリームを絞り袋に詰める。
カスタードの口金は特に指定なし、バニラクリームは星口金を使う。
レモンカスタードは冷え固まっているので、泡立て器でなめらかになるまでほぐしてから詰めてください。 - カットしたシュー生地の下側のふちギリギリまでレモンカスタードを詰め、その上にバニラクリームを丸く絞る。
- 上側のシュー生地をバニラクリームの上にのせて完成。
Recipe Video
Notes
- 使用した星口金は18切です。