暖かくなってくると食べたくなる、メキシカン。エスニックなものが恋しくなってきます。
私が住む地域にはオシャレメキシカンのお店はないので全て手作りしています。これが結構大変で、美味しく楽しむには結構な品数が必要です。合計6品、以下の通りです。
・トルティーヤ(今回のレシピ)
・プルドチキン(ケイジャンスパイスで味付け)
・ワカモレ(もちろんご存知ですね)
・フリホレートス(豆のペースト)
・メキシカンライス(トマトとスパイスの炊き込みごはん)
・タコスソース(瓶詰めもありますが、好みの辛さで作れます。)
もちろんわざわざ全て作らなくても、大抵のものは輸入スーパーでも購入できます。色々自分好みに作っているので変わったところもあるかと思いますが現在のレシピはこちらに落ち着いています。
特に、このトルティーヤは自分でも少し変わっていると思いますが、お味はなかなか良いですよ。
トルティーヤといえば、フラワートルティーヤ(小麦)とコーントルティーヤ(とうもろこし)の2大巨塔ですが、このレシピではなんと両方使います。小麦粉だけだと香りが弱いし、コーンフラワーは今のところ他に使い道がないので常備していません。
そこで登場するのがコーンミール。イングリッシュマフィンの周りについているアレです。コーンブレッドにも使います。お肉にまぶして焼いても香ばしいですよ。
コーンフラワー<コーンミール<コーングリッツの順で粗いので、中間のコーンミールが何にでも応用がきくかな、とキッチンのスタメン入りしています。
小さく焼いて重ねて本格メキシカンにしてもいいし、大きく焼いてアメリカ風にブリトーにしてもOK。
ちなみにスクランブルエッグやソーセージなんかを包んだ、完全アメリカ版のブレックファストブリトーも好きです。
自家製コーントルティーヤ
Course: パン, 主食Cuisine: メキシコ, アメリカ10
枚分5
minutes20
minutes25
minutes薄力粉をベースにした、自家製トルティーヤのレシピです。
コーンミールと薄力粉をミックスするので、コスパ良しで風味も抜群。
材料
薄力粉 200g
コーンミール 50g
塩 小さじ1/4
オリーブオイル 大さじ2(24g)
水 200ml
多少前後します。
作り方
- ボウルにコーンミールと分量の約2/3の水を入れ、500wのレンジで2分。
小鍋で作る場合は水は熱湯に変え、混ぜながら弱火で1分ほど。
軽く火が通ってまとまってきたらOK。 - 熱いので少し冷ましてから、薄力粉・塩・オイル・残りの水を入れ粉気がなくなってなめらかになるまで捏ねる。
生地の固さは耳たぶくらい。柔らかすぎると破れやすいので、最後の水分で調節が必要です。 - お好みの大きさに分割して丸めたら、乾燥しないようにラップや濡れぶきんをかけておく。
15分割する場合は、だいたいひとつ40-50gです。 - 2mm程度の薄さに打ち粉をしてひとつひとつ綿棒で伸ばしていく。
または、打ち粉をしてベーキングシートに挟み、まな板で押しつぶしてから綿棒で最終調整すると綺麗な丸に仕上がります。 - 弱火のフライパンで、両面焼き目がつくまで焼く。
すぐに焼き上がりますが、慣れると焼いている間に次の生地を準備してスムーズに作れるようになります。
Recipe Video
Notes
- 乾燥しやすいので、焼き上がったら布で包むかふんわりラップをかけてください。
1番時間がかかり、かつ面倒であろう薄く伸ばす作業ですが、実はトルティーヤプレスというとても便利なものがあります。
手早く完璧な円ができるので、興味のある方(キッチンスペースに余裕のある方)は導入してみてくださいね!