ミントはお好きですか?
巷では「チョコミント論争」なるものもありますが、好きな人は本当に大好きなミント。かく言う私も、ミント好きのひとり。自宅では数種類のミントを栽培しており、ハーブティーのブレンドにしたり料理やお菓子に利用したりと、菜園の中でも登場頻度が高い植物です。
実はミントはハーブの中でも生命力が強く、初心者でも比較的育てやすい植物です。本記事では、そんな初心者向けハーブ「ミント」について、私がお薦めする品種をご紹介します。
それぞれのおすすめポイントもお伝えするので「どのミントを買えばいいか分からない」と言う方は是非参考にしてみてください。
40種類以上あるミント
ミントは世界中で栽培できる生命力の強い植物。日本で古くから親しまれてきたミントといえばハッカ。ニホンハッカや和ハッカと呼んだりします。
その他にも有名どころとしては、
- ペパーミント
- スペアミント
- アップルミント
などがあり、聞いたことがある方も多いのでは無いでしょうか。
同じミントでも、品種が変われば驚くほど香りが違います。
ここからはおすすめの品種をご紹介しますが、一番はご自身で本物を確認すること。カインズやコメリなど全国区の大手ホームセンターであれば複数種類置いていることが多いので、是非足を運んで香りを嗅いでみてください。
おすすめのミント品種
それでは早速、私がおすすめするミントをご紹介します。
1. スペアミント
まずは定番のスペアミントです。ほとんどのホームセンターで売っている比較的手に入れやすい品種。メントールの清涼感+植物のフレッシュ感が合わさったような香りが特徴です。
私は、アジアン系のサラダにしようしたり、ビリヤニに使っています。
オールマイティーなミントなので、迷ったらスペアミントを買えば間違いありません。
おすすめポイント
汎用的に使えるミントなので、ハーブティーから料理まで幅広く使いたい方におすすめ。
2. スイスミント
リコラというミントキャンディーはご存知でしょうか?私は知らなかったのですが、1940年から売られている世界中で愛されるミントキャンディーで、原料としてスイスミントを使用しているようです。
リコラを知らなかった私ですが、スイスミントの香りを嗅いだ時「これだ!」と思い、即購入しました。
スイスミントの香りを一言で表すと、「ザ・ミント」です。
先に紹介したスペアミントは、メントールの清涼感+植物のフレッシュ感が合わさったような香りと表現しました。サラダや料理に使用した時にその独特の風味がマッチして良かったのですが、ミントティーとして飲んだ時にはミント+αな感じが個人的にいまひとつでした。同様の理由で、アップルミントなどのミントも購入してきませんでした。
しかしスイスミントはミントの清涼感とメントールを全面に押し出した、いわゆる「ミント」です。とにかく純粋にミントを楽しみたいという時にはうってつけのミントだと思います。
おすすめポイント
ハーブティー用のミントを探している方にはスイスミントがおすすめ。そのままでも美味しいのはもちろん、メントール感が全面に出ているので、ブレンドに使用しても他の風味を邪魔しません。
キューバミント
キューバミントという名前を初めて聞く方も多いかもしれません。しかし、モヒートミントといえばピンと来るのでは無いでしょうか。
キューバミントは、モヒートというお酒に使われるミントです。
モヒートはラムベースのカクテル。キューバミントとライム果汁やライムゼストにラム、ソーダを注いだお酒です。トニックウォーターを使用したり、砂糖で甘味を加えたりする場合もあります。
キューバミントは、ミントのメントール感と合わせて柑橘系の苦味を思わせる風味がします。これがライムやレモン、お酒と合う理由でしょうか。どのミントも、その品種独特の風味で他とは違うのですが、このキューバミントは中でも個性が突出していると思います。
ミント好きなら是非とも手に入れたい品種です。
おすすめポイント
ミントシロップを作りドリンクやお菓子に使いたい方は、是非選択肢に。ミントシロップを炭酸で割るだけで、熱い夏も乗り切れるくらい爽やかなドリンクができますよ。
もちろん、そのままミントティーにしてもGood!
まとめ
今回は私のおすすめミント3種をご紹介しました。
初めに紹介した通り、ミントにはまだまだ種類があり、それぞれ違う特徴があります。しかしその多くに共通する特徴として「初心者にも育てやすい」という点。
生命力の強い植物で、多年草のハーブなので1度植えてしまえば長く楽しめます。これを機会に、是非様々なミントを探して、いろいろなミントを育ててみてはいかがでしょうか?