レモンの定番お菓子といえばウィークエンドシトロン?
いえいえ、それ以外にもあるんです。
その名もレモンドリズルケーキ。
焼き上がった生地にレモンシロップを染み込ませる、我が家の地味菓子代表のようなお菓子です。
イギリス版ウィークエンドシトロンといったところでしょうか。
イギリス菓子だけあって、恐ろしく紅茶と合います。
ウィークエンドシトロンが生地に直接レモン味をつけアイシングをかけるのに対し、オーソドックスなレモンドリズルケーキはプレーンな生地に砂糖たっぷりでじゃりじゃりしたレモンシロップをかけます。
液体は生地に染み込み、砂糖は表面に残ってコーティングされるんですね。
とはいっても、最近は色々なアレンジがあるので生地にもレモンゼストを入れたり、アイシングを別がけするパターンなど本当に沢山あります。
私も複数種類作り方があって、型やその時の気分によっても作り分けています。
今回のレシピの特徴は?
その中のひとつ、15cm丸型で焼くレモンドリズルケーキです。
生地はしっかりめ、レモンシロップとレモンアイシングをダブルがけするタイプ。
わざわざアイシングも使うのは、焼き上がった生地にシロップを染み込ませるために竹串であける穴を隠すため。
四角いバットなどで、薄く、ふわんふわんに焼くときは穴が目立たないので必要ありませんが、このレシピでは高さを出してどっしり焼くのでどうしても穴が目立ってしまいます。
ちょっとひと手間ですが、見た目はキレイにできますよ。
フレッシュレモンを使ったなら、レモンゼストも表面に散らしてくださいな。(もちろんボトルのレモン果汁でも作れます。)
ちなみにゼストと一緒に散らした極小のお花は、たまたま咲いていたタイムの花です。
夏だ!レモンだ!|しっとり甘酸っぱいレモンドリズルケーキ
Course: スイーツCuisine: イギリス1
台分10
minutes40
minutes1
hour10
minutes英国ティータイムのスイーツといえば、私がイメージするのはレモンドリズルケーキ。
甘酸っぱいレモンケーキと紅茶の相性は抜群です。
お好みでシロップを1.5倍に増やしてもしっとり美味しく頂けます。
私の好みはシロップ多め、しっかり冷やして2日目です。
材料
- ベース生地
バター 50g
砂糖 50g
卵 2個
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1
- レモンシロップ
レモン果汁 60ml
(動画内のサイズでレモン1個分)砂糖 40g
- レモンアイシング
粉糖 40g
レモン果汁 8ml
- トッピング
レモンゼスト 1個分
生のレモンを使った場合。ボトルのレモン果汁を使うならなくてもOK。
作り方
- ベース生地
- 常温にで柔らかくしたバターに砂糖を加え、白っぽくなるまで泡立て器で混ぜる。
- 常温にした卵をひとつずつ加え、その都度なめらかになるまでしっかり混ぜる。
- ヘラに持ち替える。
薄力粉をふるい入れ、ベーキングパウダーも加えてさっくり混ぜる。 - 粉気がなくなったらベーキングシートを敷いた方に流し入れる。
低い位置から型を何度か落とし、型の隅まで生地を行き渡らせ表面を平す。 - 160℃のオーブンで35-40分焼く。
- レモンシロップ。
- 砂糖とレモン汁を混ぜ合わせておく。
- 生地が焼き上がったら、まだ温かいうちに型から外して竹串で15-20箇所ほどランダムに穴を開ける。
竹串はしっかり底まで差し込んでください。 - 全体にシロップが行き渡るようにかける。
- レモンアイシング
- 粉糖とレモン汁を混ぜ合わせる。
- シロップを打った後に、表面を覆うようにかける。
お好みでレモンゼストも散らす。
Recipe Video
Notes
- レモンの大きさはバラつきがあるので、2個用意しておくと安心です。