ニューヨーカーな気分で。
週末朝ごはんの人気メニュー、ベーグルを焼きました。
たくさん作って冷凍しておけば、ベーグルサンドイッチにして平日のお弁当にも大活躍します。(サンドにする場合は、スライスしてから冷凍しておくと便利です。)
ベーグルのケトリング(茹で)には何を使いますか?
このレシピでは蜂蜜を使っています。私が知っている限りでは、どのレシピでも砂糖・蜂蜜・モラセスを使っています。艶(焼き色)が濃くなる順でいうと、
モラセス>蜂蜜>砂糖 です。
どれでもいいですが、手に入りやすく、かつ艶が濃いめの蜂蜜が使いやすいのではないでしょうか?
で、モラセスとはなんぞやって話何ですが、ざっくりいうと砂糖を作る時に出る不純物です。日本語で書くと廃棄糖ですが、ちょっと字面がよくありませんね。甘味はそこまで強くありませんが、ミネラル類が豊富でコクがあります。最も有名な使用法はベーグルだと思います。
モラセスの使い道はベーグルだけじゃない。
色の濃いお菓子や、和食だと照り焼きなんかにも使えます。健康面で食べ物にこだわりのある方は常備してもいいかもしれませんね。
私はもっぱら他のパンの艶出しに使います。艶出しに最も使われるのは卵だと思いますが、表面に塗るためだけに卵を1個割るのはあまり好きではありません。(その日に卵を使う予定があれば別です。)
他には豆乳なんかでも比較的キレイに焼き色がつきますが、ちょっとツヤに欠けます。よく代用として言われる牛乳は、この中で最も焼き色・艶ともに弱いと思います。
そこで、少量の水と混ぜたモラセスを代わりに使うと、卵並みの艶がでます。卵アレルギーだったりヴィーガンの方にもおすすめの方法です。
基本のツヤもちプレーンベーグル|朝ごはんにもランチにも、サンドイッチにぴったりのシンプルベーグル
Course: パン, 朝食, ランチCuisine: アメリカ4
個15
minutes1
hour15
minutes1
hour30
minutesむっちり食感の基本のベーグル。
これさえ押さえておけば、色々なアレンジができます。
材料
強力粉 200g
砂糖 12g
塩 3g
ドライイースト 4g
ぬるま湯 110ml
- ケトリング用のお湯
1ℓに対して蜂蜜大さじ1
砂糖でも代用できますが、表面の照りは少し弱くなります。
作り方
- 計っておいた砂糖からひとつまみほどをぬるま湯に溶かし、イーストをふり入れておく。
- ボウルに粉・残りの砂糖・塩を入れ、かき混ぜる。
- しばらくおくと1.のイーストがぷくぷくしてきているはずなので、粉類の入ったボウルに流し入れで、表面がつるりとするまで捏ねる。
- 1次発酵。
乾燥しないようにラップは濡れぶきんをかけ、暖かい場所で1.5-2倍になるまで発酵。
発酵モードつきのオーブンなら45度で20分ほど。 - 4つに丸めて成形。
綿棒で平たく伸ばし(ガス抜きも兼ねる)、くるくると棒状に丸めたら閉じ目をつまんで閉じる。
片側の端を掌で押し潰し、反対側の端を包んで輪っかにする。
棒状に丸めた時の閉じ目を内側にすると焼き上がりに裂けにくい。
下の動画の1分47秒からが成形になっています。 - 濡れぶきんをかけて、20分ほど2次発酵させる。
終わりかけのタイミングでオーブンの予熱を始め、ベーグルを茹で始める時には予熱が完了しているようにする。(200℃) - ケトリング。
沸騰させたお湯1ℓに対して大さじ1の蜂蜜を入れ、よく溶かす。
ぐらぐら状態ではなく、底から小さな気泡がでて表面が静かな状態で茹でる。
茹で時間は片面30秒ずつで合計1分。 - 茹で終わったらすぐにオーブンへ入れて15 – 20分焼く。
キレイな焼き色がついたら完成。
Recipe Video
Notes
- 成形ではしっかりと指でつまんで閉じる。
- ぼこぼこ沸騰したお湯では茹でない。
- 茹で上がったらすぐにオーブンへ。