今年の桜はいつになったら咲くのかしらと思いつつ、もう3月も末。
記憶によれば、自分の卒業式の時も入学式の時ももう桜なんて散っていたと思うのです。
特に今年は遅いらしく、過去10年で最も遅い開花なんだとか。
相変わらず気温も低いし、我が家のねこ達も湯たんぽに抱きついたままですが、暦上はもう春。
とりあえず食卓から春らしくしてみるかということで、今日のおやつは桜もちです。
関西人である私は、桜もちといえばもっぱら道明寺派なのですが、今年は初めて長命寺をチョイス。
銀座あけぼの ”さくらもち” はころんと可愛いふくさ包み。楕円に焼いた生地を二つ折りにして餡子を挟んでいるのが長命寺の定番イメージですが、四角いふくさ包みはそれよりも生地量が多く、小麦粉だけでなく餅米も入ってもっちりした生地を存分に楽しめます。
中に包まれた水分量多めのこし餡は、本当になめらかで口の中ですっとほどけるほど。このさっぱりした甘さには塩味控えめの桜葉が良くあいます。しっかり塩抜きされているので風味はしっかりあるのに主張が強すぎず、葉ごと食べても味の邪魔をしません。
さくらもちは4月中旬までの販売ですので、お早めに。
銀座本店
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