はっきりとどこの料理とは言いづらいこの料理、とりあえず包み方はアルメニアのマンティを参考にしています。
位置的にはトルコのお隣でして、マンティという名前の料理自体もこの辺りの国にたくさんあって違いも様々。
焼いたり茹でたり蒸したり、ソースもいっぱいで書き出すと訳がわからなくなるので割愛。
皮に挽肉が包んであればマンティという解釈でいきましょう。
この書き方だとイメージするのはまるっきり餃子ですが、シルクロードを通って伝わってきたのでは?と思うとあながち間違いでもないかも。
餃子≒饅頭(中国語読みでマントウ)→マンティで名前も似てますしね。
皮は自分で作っても、そんなのやってられないわって方はワンタンの皮でも代用できます。
包み方の参考にしたアルメニアバージョンのマンティですが、お肉は羊・ソースはヨーグルトに塩とにんにくを混ぜたものをかけるようです。
そちらの食べ方はまた今度、とりあえず私のイメージする合いそうな感じのスパイスと、冷蔵庫で出番を待っていた余り物のタコスソースで作ってみました。
私はタコスソースを手作りするのですが、ほとんどの方はそんな奇特なことしないと思いますので、なんならトマトソースとか、ピザソースでも美味しいと思います。
スパイスとソースの組み合わせでいくらでもアレンジが効くので、お好みのものを探してみては?
ちょっと包み方を変えるだけでかなり華やかになるので、おもてなしメニューにも良いかもしれません。
エスニック餃子|マンティ風
Course: 肉料理, メインCuisine: アルメニア45
個30
minutes20
minutes50
minutes材料
- 皮
卵 1個
薄力粉 170g
ぬるま湯 50ml
オリーブオイル 大さじ1(12g)
塩 小さじ1 /4
- タネ
鶏ひき肉 200g
むね肉の場合は、オリーブオイル大さじ1を加えるとジューシーにたまねぎ 1/4個
にんにく 1個
クミン 小さじ1/4
コリアンダー 小さじ1/4
ナツメグ 小さじ1/4
パプリカパウダー 小さじ1
塩 小さじ1/2
パセリ(あれば) 好きなだけ
タコスソース 適量
作り方
- 皮を作る。
薄力粉以外の全ての材料を混ぜ合わせてから薄力粉を加える。
ベタつくので、ヘラを使って粉気がなくなるまで捏ねたらラップをして10分ほど休ませる。 - 皮を休ませる間にタネの準備。
たまねぎ・にんにく・パセリはみじん切りにし、全ての材料を混ぜ合わせる。
全体がまとまればOK、粘りがでるまで捏ねる必要はありません。 - 包む。
打ち粉をした台に半分ずつ生地を取り出し、市販の餃子の皮くらいの薄さまで綿棒で伸ばす。
5センチ角の正方形にカットし、残った端は集めて再利用してください。 - 正方形の中央に肉ダネをのせ、上下の両端どうしをつまんでくっつける。
横から見ると、真ん中が膨らんだ長方形です。 - 耐熱皿にソースを薄く塗り、出来上がった餃子を並べて200℃で15-20分焼く。
皮にうっすら焼き色がついたら出来上がり。
Notes
- ソースはお好みのものに変更可能です。